皮膚と地図
「皮膚と地図-4名のアーティストによる身体と知覚への試み」
「皮膚と地図Ⅱ−記憶と時間への近づき方」
企画展覧会の情報を掲載しています。

2011年5月7日土曜日

TOLTA

「ジャイアントフィールド・ジャイアントロール」
"GIANTFIELD GIANTROOL"
制作年 2009年
作品サイズ外枠300×300×600、内部の巻物:288×54000mm
素材 パイン集成材、紙、鋳鉄



TOLTA(トルタ)


シンプルな行為の繰り返しによって、複雑に絡まった道筋が立ち現われてくるような方法で詩の制作をしています。人の言葉から、雑誌の目次から、引用や既成の単語から再構成された風景が詩となって表れ、言葉そのものが自由に移動し伸縮している状況そのものを感じます。



プロフィール

現代詩や戯曲といった表現ジャンルを中心として、ことばと詩の未来を追及するヴァーバル・アート・ユニット。河野聡子、南谷奉良、山田亮太により20064月結成。百年後、そしてその先の未来に生き残るようなことばの創造と進化をめざし、「国語の教科書」形式での雑誌の発行や、全長100メートルの「本」の製作を通して書物のマテリアルな側面にフォーカスする作品などを発表するほか、パフォーマンス企画、ミュージシャンやダンサー、俳優とのコラボレーションも行っている。


発表作品に雑誌『TOLTA1』~『TOLTA4』、国語教科書のパロディ『トルタの国語』『トルタの国語 冒険の書』、アンソロジー詩誌『テキサス詩集』『ジャイアントフィールド・ジャイアントブック』、巻物本シリーズ『トルタロール』『ジャイアントフィールド・ジャイアントロール』『ワンハンドレッドメートルトルタ』等。イベント出演等に「アンユナイテッド・ネイションズ詩はどのように書かれるか」、日本近代文学館「絵本の世界に遊ぶ」(20096月)、首都大学東京現代詩センター「詩のいま、世界のいま」(20102月)、東京日仏学院「詩人たちの春」(20114月)、他。その他、執筆参加書籍に『〈建築〉としてのブックガイド』藤原ちから・辻本力編,明月堂書店(20112月)がある。


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